カメさんとの対話 (+文字列・リスト処理をちょこっと)
【例題1】利用者の反応によって,それからの動作に,その反応を利用します。
新しい言葉:question
, answer, word |
右下のコントロール・ボックスに,「 word “Boy “friend 」と書くと,どんなことが起こりますか?
また,「 2 + 1 」(+の前後に空白を入れてくださいね)とか、「 power 2
10 」とか、書くと何が
できるでしょう。
【例題2】会話の内容を,「おなまえ伺っても良いですか?」として,ハートマークを出したりします。
新しい言葉:特にないですけど,有ったらいいなという命令を勝手に作ってみました。 勝手に作った命令は,はじめを大文字にしてあります。 また,亀さんの衣装箱について説明しましょう。 |
台詞の設定がたるいので,透明なテキスト・ボックスに,その台詞を隠しておいて利用してみます。
【例題3】if の使い方の練習です。
誰ですかと聞かれたら,「Mama」と答えてください。いくつか質問をすると,前の質問の答えを
忘れてしまうので,:Ans という名のメモリーへ覚えて利用しています。
でも,家族は「Mama」だけではないはずです。家族のリストを、透明な隠れたテキスト・ボックスへ
隠しておいて,家族のメンバーなのか調べて返事をするようにしましょう。そのためには,リストの
に含まれているかどうかの判定方法を作る必要がありますね。
【余談】アニメーション 例題3の発展として,いくつか亀に芸当をさせています。特に
衣装箱に4つの着ぐるみをいれてありますが,そのうちの2つを使って,犬のアニメを
作ってみました。 Oct27.mwx
【例題4】「た」抜き言葉
入れた単語に、「た」という言葉が含まれているかどうか、判定します。例えば「けんたろう」
とか、「でもね」とかを調べてみてください。(2010.11.10改訂済)
新しい言葉: count:いくつ含まれているか、その個数に書き換わります。 output(文中のその命令のある箇所に、その命令の言葉の代わりに指定の値を書き換えます) |
もっとも,実は,member? という関数が既に組み込まれています。
「member? “た “たぬき」のように使います。文字をメンバーにするのではなくて,
単語をメンバーにするには,≪ [ ≫ と、≪ ] ≫ とで囲みます。この囲まれた
ものを,そのものずばり「リスト」といいます。
「member? “たぬき [ うさぎ たぬき きつね ねこ] 」のように使います。
【例題5】逆さ言葉
ついでに言葉遊びの例を出しておきます。「てぶくろ」とか,「しんぶんし」とか
いれてみましょう。メッセージの文字列に括弧などが入っていると、まぎらわしいので
縦棒| | で囲むことになっています。
【例題6】例題3の改良版。透明になっている家族のリストを,変更してみましょう。
新しい言葉: parse 空白を含んだ文字列を,リストに変えます。 to Example let [ W
“| ぶた たぬき きつね ねこ|] let [
L parse :W ] output
:L end で,Example の値は,[ぶた たぬき きつね ねこ] です。 |