ダイヤグラム
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[め]#名鉄三河線
右クリックで適当な場所にダウンロードしてみて下さい→DiaTeX.lzh
2002.2.19.に予定している,愛知教育大学教育学部
情報教育課程の講義「数学科教育」で使う,ダイアグラムのための
原稿用紙をTeXで作るための,MS-Excel のマクロです.
LHA圧縮された,DiaTeX.lzh を解凍(+Lhacaで圧縮:フリーウエア
入手先はwww.vector.co.jp /Win98などにも解凍の機能はついています
が,これでときどき解凍できないという人もいて,これで解凍すると
いまくいくことがあるようですから,記しておきます.)すると,
DiaTeXxlsがでてきます.これには4つのシートが含まれています.
データを記したのは,西武池袋線と名古屋鉄道三河線の北の方(「山線」と
呼ぶ人もいるようです)知立−猿投−西小金です.他の線もシートの
挿入をしてからそれに記入すれば同じように使えます.
(1) 作りたい線に関するシートをDataのシートへコピーします.
(2) ツール−マクロ−マクロで,diagramなるマクロを選び,[実行]
を選びます.数秒で,TeXというシートにTeXソースが書込まれて
いますから,これをWindowsのコピー&ペーストで,TeXの新規フ
ァイルにコピーしてコンパイルすれば,原稿用紙が作れます.
(3) 長い線(正確には,駅の数の多い線)のあとに短い線を実行する
と,前のものが残ってしまいます.\end{document}があるので
平気だと思いますが,気になる方は,上記の手順(2)の前に,
TeXという名のシートのセル全部の内容をクリアされると安心です.
(4) このように,TeXはその度ごとに書き込む箇所ですので,実行し
たら,TeXのファイルを作るか,他のシートへコピーするかなどし
て実行結果を保存しておかれることをお勧めします.
ダイアグラムについて
『鉄道ダイヤ情報』という雑誌(月刊).
『列車ダイヤの話』(中公新書)
『数学の窓の開けかた』(東京書籍)にも,正田が「ダイヤグラム」とい
う記事を書いています.
さらに,『授業づくりネットワーク』誌(学事出版)のNo.34(1991/2)
にも正田が「ダイヤグラム」の記事を書いています.
データに関しては,
[名鉄三河線]
徳田耕一 編著,2001『名鉄の廃線を歩く』(JTB・キャンブックス)
に「地元の熱意でしばらくの間存続」とあったのに心惹かれて,ちょうど
愛知教育大学へ行く時によくみる電車(しばらくが過ぎると無くなる
かもしれない線は,もっと北の方のディーゼルを使っているところですが)
のサボが「猿投」(猿を投げる?猿が投げる?/「さなげ」と読みます)と
あるのが気になって,一度は行ってみようと思い,残っているうちに買おう
と『名鉄時刻表 Vol.18』2001年10月改訂 を買ったことにちなみます.
[近鉄賢島線]
『授業づくりネットワーク』誌に紹介した線です.単線の区間に,
特急を走らせますので,普通列車が,すれちがいの「交換」と特急の通過待
ちとを同じ駅での停車で行うことも.ですから,20分停車のありえないとは
言えません.
[西武池袋線]
複々線化が,1995年当たり?から進められてきました.池袋−石神井公園間
の通過待ちができるのは,江古田だけだったのですが,急行の通過のための線
を持つ練馬高野台駅が作られ,西武有楽町線が乗り入れ,さらに,練馬にも
通過線を設け,中村橋−練馬高野台間が複々線となり,その工事の進捗に従っ
てダイヤが改訂されています.
西武線は練馬−中村橋間の中村陸橋で,目白通りをくぐっていたのですが,
いまではその逆に,目白通りをまたぐ立体交差になっています.
交通量の多い都道と,乗客量の多い鉄道とを,それほど運休をしないで,
逆立体交差をしたところ(2001年?)としても有名になりました.
[東海道新幹線]
データは入れてないのですが,東海道新幹線も案外と面白い線です.
こだまが,のぞみ・ひかりに遠慮しながら,線路のアキをくぐるように走っ
ている姿がけなげだったりします.