じぇじぇじぇ　の時期に、げげげ　の列車に乗ってきました。

0番線は1番ホームの片隅に作られた頭端式の境線の発着用

　日本数学教育学会の全国（鳥取）大会の高校部会、数学III　部会に助言者として参加させ

ていただくことになって、鳥取県境港市の会場に行くために、前泊を、米子市でしました。

　あくる朝、米子から、会場の高等学校のある余子駅にいく、境港線の、米子駅の０番ホーム

で、中国は雲南省から、鳥取大学へ留学しに来た院生さんに、米子空港にいくには、これで

いいのですか？　と聞かれたことをきっかけに、車中、英語で話をしました。もちろん、こちらは

かなり片言の錆びついた英語で、です。

　中国のどこから来たの？　＠？？＃！　うん？　漢字で示そうとしてくれて、ああ、Cloud South

ねと言ったら否定はしなかったので、多分雲南省から来たのだろう。チベット・雲南・上海　・・・と

私は手振りで左から右へ手を動かした。そうしたら、四川・・・と彼は付け足した。そこから話が

変わって、あんたは、日本で　Chinese　Dishes　を食べただろうけど、お国のとは違うだろ？　

と聞いたら、サシは好きだ。Raw　Fish　とか答えた。漢字で、寿　を書こうと、ああ寿司ねと言った

ら、そうサシ。彼は日本に来て９か月目だという。　彼の専門は農業生物学で、特にＷＯＲＭ　だ

という。

　彼の話によると、鳥取県には、鳥取と米子とに空港があるが、鳥取のは国内線専用で、小さな

もので、米子の方が大きく、一応国際空港である。彼は、これから京都にいくので、米子から

大阪まで飛ぶ。京都は初めてなので楽しみである。私のヒアリングは怪しいものだが、そんなこと

を聞いた。確かに、米子空港には、アシアナの窓口もあって、広島入国管理所の支所もあるよう

だ。

　米子空港は、スタッフのいない駅だから、あなたは、列車のドライバーに切符を見せる必要が

あるよ。前からでしか外に出られない。だから、ドライバーは、レールをみたり、ドアを閉めたり、

切符をみたり、たくさんの仕事がある。・・・なんてことを行って、ほら米子空港は、次の駅だと電

光掲示板の料金表を指さした。

　ちなみに、境港とは、本当の港で、隠岐にいく船が出ている。

　お話、前日に戻り、今回も安い飛行機の切符を買っての出張。飛行機は、ANAの１４：１５発の

米子行き。機体はボーイング７３７−８００。通路を挟んで、３列―３列の６列。左からABC−？JK　。

？と書いたのは自信がないからで、航空会社によっては、ABの次はCではないとこもあって、

Cは、座席の等級を表す略号なのでそれとの重複を嫌ったのだとか、Yがないとか、Bは１３と

間違えるからとか、Lは１と紛らわしいとか、いろいろな会社の様々ないちゃもんが、アルファ

ベットについていると雑学本でちょっと前に読んだのに、右側の通路側は何だっけと失念して

いるからだ。

　窓側を失念しなかったのは、今回乗ったからで、西に行くなら、富士山を見るためには、進行

方向右側の窓側がよろしいという、東海道新幹線での常識を適用して、今回は西向きの進行方

向右の窓側を狙ったため。ちなみに帰り道，忘れずに見ておいたら，？はＨ。やはり、１と紛ら

わしいＩを避けたのだろう。

　しかし、これって飛行機初心者の浅知恵であることを、機内誌の航空路をみて、気が付いた。

　米子という日本海側の土地を目指すので、飛行機は、太平洋側を飛ぶ義理はない。甲府、飯田、

岐阜などの上空を飛んで宮津、鳥取を目指す。さすがに富士山は見えなかった。。

　機内誌に飛行機の規格が出ていた。藍鯨なんていう漢字の機種名があるんだぁ！と感心したら

よくよく見れば、鯨を比較のために載せていたのでした。737-800の長さは、39.5ｍ，幅は，

35.8ｍ。翼が長いので幅と長さがほとんど同じ。そして，39.5ｍとは約40ｍ。JRの電車は

1両あたり20ｍなので、長さでは2両編成の電車。そんなのが、羽田―米子間を、7往復してるん

だぁ。そんなことを思った。

　それはそれとして、７月３１日は台風１１号・１２号が沖縄に来ようとしているという日で、鳥取の

南の方でも大雨警報が出ていたと、米子についてからのテレビで見た。また、鳥取市は、気温の

最高記録を更新したとも、報道されていた。羽田上空はあまり雲無く、途中ちょっと雲の上を飛ん

でいる感じのする景色も見れた。

　下をみると、川の流域に田とか道とか、時折ゴルフ場とかを機上から地図のように見ることが

できる。地理は得意でないので、あそこは、何々盆地と言えないけど、もし知っていればこのよう

なフライトを毎週しても面白いだろうなと、夢のような感想をいだいた。高度１万メートルは完全

に雲の上という景色もあった。

　さて、今年はこれまでに徳島・大阪への飛行機を使っているが、そのとき、ANA SKY VISION なる

車内放送的なテレビ画像について触れた。今回は、ピカチュウのビデオを流していた。それもその

はず、７月３１日は小学校の夏休みまっただ中。子どもの声が盛んな機内だったが、離陸してしばら

くしてポケモンが流れると、機内は静かになった。Cabin　Attendant　さんたちは、心なしか若い

女性が多いように思えた。飲み物のサービスを終えると、ポケモンなどのマスコットが入ったカゴを

もって、まず、親御さんに、これサービスなんですけど、どっちが良いでしょうねと、笑顔で聞いて

いる。いつも教室であんな感じの笑顔で授業できればいいのになと、うらやましくなるような、あや

して癒しまくる笑顔だった。

ちなみに， 帰り道，２０：４０発が東京上空の混雑から、管制統制があって，出発１０分

遅れ，到着１５分遅れ。その迂回か台風関係の運行の安定か，わからないけど，ＡＮＡ　ＳＫＹ　

ＶＩＳＩＯＮ　が最後に写した航空路は、静岡上空を通り，大島上空ではなく，三宅島をの航空路。

さすがに夜の便だからか，ポケモンの上映はなかった。

　あれは何盆地だろうと、デジカメで撮っていたら、これから着陸態勢に備えて機首を下げますと

のアナウンス。１時間１０分程度のフライトだった。

　機内でピカチュウに付き合わされたと思ったら、着いたら、鬼太郎。それもそのはず、高知空港

が土佐龍馬空港であるように、この空港は米子鬼太郎空港。

　NHKの朝のテレビ小説は、鬼太郎本人ではなく、その作者水木しげるさんの、そのまた奥さんの

話だけど、松下奈緒さんと、向井理さんの夫婦役。時間帯の関係で私は見たことはないけど、国民

的な人気がでそうな番組で、それがここらにも、大きな経済効果をもたらしたと思う。

　境港へ行くJR境線は、いまだにその恩恵にあずかろうとしている線で、米子は、ねずみ男駅。

会場の高校のある駅は、こなきじじい駅。空港は、・・・あ、わすれちゃった。でも、一番大きそうな

米子が、ねずみ男で良いの？と思っていたら、境港駅が、鬼太郎だった。せっかくきたのだから

と、午後からの仕事であることをよいことに、こなきじじいの余子駅をオーバー・ランして境港の

目玉の街路灯をデジカメで撮って、乗ってきたディーゼル・カーで戻って余子駅に降りる。

そう言えば，初等教育専攻の先生に「実は，いま米子空港に居て」とメールを出したら，その2日

後に学内で会って，おやおや正田さん一反木綿に乗ってきましたか？と言われた。「いやあ、

台風で濡れそうだから，乗るのをやめました」って答えるべきだった。ちなみに,自宅に戻って

ネットで調べたら米子空港は「べとべとさん駅」。

　ここから先のお勉強のシーンは、いつものように省略。この頃のこのような大会では発表者など

の肖像権の配慮もあるようで、撮影するのに、本部で許可証をもらってくださいとの掲示が会場の

各教室に貼ってあった。

　とても、きれいな高等学校で、福祉科とかいろいろな専門課程があるようだ。沖縄に海洋実習に

課程もあるようだと、昼休みに流されていた学校紹介のビデオで知った。BGMはAKBの指原さん

センターのあの曲、『恋するFoｒtune　Cookey』。校長先生、各部活動などなど、写っている微笑ま

しい作品。

　さて、分科会を終えて、助言者控室に戻ると、『あ、お疲れ様でした。先生何か飲まれます？』

　「あ、ありがとうございます。じゃあアイスコーヒください・・・」と迷わす応えてしまったけど、「あ、

片づけられた後でした？」と今更ながらの質問に、『いえいえ、冷やしていただけです』と、さすが

の応対をしていただいて、ごちそうになる。

　「こちらの先生なんでしょ？」と聞くと、福祉科の先生とのこと。皆生の方にお住まいで、自動車で

２５分ほどかかる距離とのこと。さて、「帰りの気動車は？」（この前に、『いやぁ、電車じゃ、通勤は

無理ですよ。』、「それにあれ、電車でなく気動車ですし」という問答もあった。）

　で、答えは『あとすぐに来ますが、ここから駅まで１０分程度は見るべきですから、間に合わなく

て、そのあとはさらに、それこそ（１時間に１本程度ですからという会話をしたばかり！）１時間後で

すね。』、「で、路線バスは？駅と反対の方向の信号のあるところが、実はバス通りで。路線バスは

高いですけど、１時間に１本か２本かな。」

そのあと歓待してくださったお礼を申して、すぐバス通りに向かうと、幸なことに、境港駅行きという

方向幕のついたバスが来た。２４０円で境港駅。１７：４０余子駅発から逆算すると、いま夕食を食べ

てしまおうと、駅前の店でアナゴ天丼１３００円を食す。カップルに海鮮丼１つをもってきて、マグロ

丼を頼んだもう一人には「しばらくお待ちください」。そのあとに私に持ってきたためか伝票をおいて

「しばらくお持ちください」、すぐに「ごゆっくりお食べください」と訂正。ちょっとご愛嬌の対応だったが、

それが変にはならない美人な店員さんでした。

　ややごゆっくり食べて、お勘定をして、駅に戻ると気動車が着いたばかり。朝はすぐに折り返した

ので、すこし慌てて乗り込んだら１０分程度余裕があるらしい。車内で荷物整理をして、無事発車。

余子で、控室でご一緒だった助言者の先生方を拝顔して、米子空港駅で無事下車。17:50。３時間

くらい飛行機が出発するまで時間がある。そこで、パソコンを取り出して、この記事をつらつら書い

た次第。書いて、保存してまさかと思ってインタネットを開いたら、保安検査所の外側では、空港の

フリーＷＩＦＩがあってインタネットが見れた。メールチェックして、２本返信。保安検査所の内側では、

さすがにつながらない・・・と思ったら。ビジネス・センターなる,電源のコンセントが付いている会議

机が置いてあるところがあって，そこでもネットにつながった。いま、１９：５０．出発は、２０：４０．搭乗

の案内まで、きっとあと３０分ほど。ソファーでぼんやりと、テレビをみることにしよう・・・と思ったら、

折り返しの飛行機到着。

　空港のそばのＪＲの駅。宮崎空港、新千歳空港がその例だけど、境線にも米子空港駅がある。

（自宅に帰って調べたら，Wikipedia に「空港連絡鉄道」の項がある。空港駅を作るのに，路線を

曲げたそうだ）

でも非電化単線の路線の簡素な駅なので若干印象が違った。着いた時にそんな印象を撮った

写真もあった。ちなみに、ディーゼルは2両編成だった。

（７月３１日撮影）

　羽田に着いてから，京浜急行で京急川崎に行き,ＪＲ川崎から，南武線で武蔵中原。８月２日は，

情報科学オリンピックのキッズ・イベントがあるので，その前泊。８月２日のために６：３０のモーニ

ングコールを設定したら，５：００に目が覚めた。

http://jp.fujitsu.com/about/kids/events/20140802/　(富士通キッズ・イベントのHP)

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