ほとんど,関係ありませんが,この夏の時期,オランダからフェルメールの原画が貸し出されて,東京都美術館で展示されています。その前に,複製画(re-create と言ってました)を西武百貨店池袋本店で展示していました。こっちの方は,会期が終わりましたが,銀座の方にも,フェルメールセンター銀座 http://www.vermeer-center-ginza.com/ があるようですね。
もちろん西武百貨店の方は,原画ではないのですが,この作品が作られた当時は,このような色調だったろうと推定さえる色や状態を再現したものです。原画の方にある絵の具のひび割れがこちらには無く,世界一有名というキャッチ・コピーの少女のすべすべした肌を眺めてきました(デジカメのタイム・スタンプによると,7月6日。)。
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写真撮影OKですとの表示がありました。 もっとも,図録も買いました。その方がやっぱり画質がよいですから。 |
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こうして天秤を使う時代なんだなとこれみて思いました。 |
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以前,テレビ東京の「美の巨人」で,この地理学者の地球儀とか地図に日本が正確に描かれてないって話を聞きました。メルカトル図法が提案されたのは1569年。これが描かれた時代のおよそ100年前のこと。 |
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原画展ではないので,なくなってしまっている作品も含めて全作品を見ることができました。有効数字が増すのは人類がそれに耐える器用さをもったときという雑誌記事を書いたところでした。(明治図書・教育科学数学教育・2012・6月号 http://www.meijitosho.co.jp/detail/05656)。そんなところから描かれた時代に目が行ったのかもしれません。描かれている弦楽器の弦の数,鍵盤楽器。彼の時代はバッハの時代でもあったわけですね。 |
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