教科書図書館ツアー 2010年8月9日
今年の夏は、7月中から猛暑日が重なったりしていたので、どうなることかと思っていました。
ところが、前の晩に、いつの間にか雨が降ってきて、平年の気温に比べて、−6℃の27℃との予報。
あとでネットで調べてみたら、
10日にかけ太平洋側で激しい雨 沖縄県宮古島の南にあった熱帯低気圧が8日夜、台風4号に発達し、9日午後5時現在、久米島の北西の東シナ海を時速約20キロで北上。 |
とのこと。逆に大雨に遭遇しなくてよかったです。
そうそう。前回3月に教えてももらった、東京スカイツリーの建築状況は・・・、
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こんな感じです |
信号の地名表示をアップにしてみました |
今回も、教科書図書館ツアー、卒研算数の2名だけではなく、数学特論Aの打ち上げを兼ねて、参加は5名。
いつものように、AM8:45小田急新宿南口(2階)改札口集合。若干、遅れた人がいましたが・・・。
ともあれ、教科書図書館に着いて、これもいつものように・・・。
ツアーのコースは、前回に同じく、いろいろと回りました。
● 紅一点さんの感想です。 教科書図書館ツアーに初めて参加しましたが、第一の感想は、結構な距離をあっという間に歩いた、という感じです。先生が、所々立ち止まって店や街の紹介をして下さったので、東京の土地に詳しく無い私でも、この1日で、随分詳しくなれた気がします。 教科書図書館の中は、外国の教科書が豊富に取り揃えて有ったので、何冊か手に取ってみました。韓国の書道の教科書や、タイの理科の教科書を見ました。中でも興味が有ったのは、ヨーロッパの音楽の教科書です。 ヨーロッパは偉大な音楽家が多く輩出されているので、音楽の教科書の内容も充実していました。日本の教科書はどちらかと言えば写真が多い様に思うのですが、ヨーロッパの教科書には写真がほとんど無く、ページをめくってもめくっても合唱譜が載っていました。 歌の内容は分かりませんが、ピアノ伴奏が相当難しく、音楽の先生は、高度なピアノの技術が求められていることも分かりました。 教科書図書館を出た後は、中華のバイキングでした。男性陣が黙々とご飯を食べているのを横目に見ながら、自分のペースでバイキングを満喫しました。ご馳走さまでした! 神保町の本屋では、児童書が豊富な店があり、しかけ絵本やシンデレラの迷路(大学生が本気になるほど楽しい)が面白かったです。 色々なお店を紹介して頂いたので、自分で活用したり、もっと開拓して行きたいなと思いました。 有意義な1日をありがとうございました。 |
が、・・・写真の方はいきなり、近江屋洋菓子店さんへ
3月との違いは、カキ氷が! 昨年の夏に比べて、イチゴの自家製シロップに加えて、アンコが、用意されて
いました。
近江屋さんのHP http://www.ohmiyayougashiten.co.jp/
には、「とにかく暑い日が続いています。夏、真っ只中。アイスキャンディー、アイスクリームのおいしい季節
です。アズキは店でたいたあんこを使います。」(8月4日)とあります。
おいしかったです。
男性陣5名(きまぐれ亭主人、正田も含む)はさっそくトライ。
今回参加の紅一点さんも、ちょっと考えてましたが・・・
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私の収穫は、紅一点さんの感想に「シンデレラの迷路」とありましたが、ポスターのように貼ってあった
「おはなし迷路」です。
http://www.h6.dion.ne.jp/~sugiyama/hanbai.html
絵葉書版のものを,Book House 神保町(北沢書店の1F)で買いました^^;)y
*他の学生さんの感想です* 私は図書館ツアーに行くのはこれで二回目です。二回目だったので、自分のなかである程度これを重点的に見ようと決めていきました。 それは、教科書図書館です。前回は、初めてで興味深いものがたくさんあったので、墨塗り教科書や外国の教科書などさまざまなものを見ていました。今回は、戦後の算数の教科書を中心に見ました。今の教科書と違うなって思ったことは、反復の計算の量がとても多いということ。それこそ、塾でやるような。何ページにもわたって、計算の問題が並んでいるのをみてなんだかぞっとしました。単元の名前なども「いもの〜」のようなもので、生活に関連するものを教えていたのかなと感じた。今の教科書と違うところや、おもしろいことなどもっと探したりしたかったが時間がなかった。でも自分だけで調べに来るだけの価値がある、と思っています。ぜひいってみたい。 もう一つは、中華バイキングです。前回きたのでメニューは知っています。なので、食べるものを決めていきました。そしたらなんと春とメニューが変わっていたんです。二回来ていろいろな中華料理を食べることができて本当に満足でした。 他にもたくさん場所に行きましたが、今回はこの二つを中心に楽しみました。ごちそうになったり、案内していただき、ありがとうございました。 |
この教科書図書館ツアーも数年続けて、歩くコースが、かなり安定してきました。
でも、参加する人にとっては、初めてのツアーなのですよね。そのはじめての発見とか感激とかを
大事にするって、授業にちょっと似ているかなと思います。
ベテランの先生ともなると、その教材を何回か教えたことがあるのですが、生涯に15回教えるうちの
8回目であっても、子どもは、はじめてその教材に出会うのです。(左辺)−(右辺)を計算していく
と、・・・・0になったねぇ。子どものはじめて出会った感動をどう支援するか。
ハンガリー出身で、アメリカで活躍した数学者、ジョージ・ポリアも数学の授業について同じような
ことを言ってたかな。
http://kks-el01.sakura.ne.jp/sot2010/ (2010年度・卒研算数へ戻る)